操体バランス協会
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操 体 法
 操体法とは・・・?
  
  操体とは、からだを動かしてからだの歪みを正し、もとの「正体」にもどすことである。
  からだの訴える異常感覚・苦痛は、健康悪化、病気への警告信号。逆に異常感覚が
 解消するのは、治癒への第一歩で、次にからだの機能が回復してくる。

  操体の原則
   
    苦しい動きはしないこと。
   ★ 本人にとって痛みや不快感の生じない動きであること。
    からだの動きの中に「安定した気持よさ、快感」を求めることが勘所である。
                                     「万病を治せる妙療法-操体法-」をより
  橋本敬三先生が昭和初期からの医師としての臨床経験を通して、人間の姿勢や動作と病気
 の関係やメカニズム、あるいは、健康と病気の関係やそのプロセスを独自の視点から体系化し、
 生体の自然法則にまで理論を発展させたもので、健康維持・健康増進・健康回復の原理として、
 位置づけることができます。

  そして症状があるという不快・不都合・不健康な状態を原始感覚(痛い、
 突っ張る、張るなど快、不快を感じる感覚のこと)を手がかりに自分自身が
 体を動かすことにより、からだの歪みを改善し、それを足掛かりとして、生活
 の営み(
息・食・動・想)を自然の法則に従わせることで、初めて、本当の
 健康を回復させることができると考えます。



(1897年〜1993年)
 息・食・動・想
 
  息(呼吸をする)

 
    すべての生き物は呼吸をしています。動物は、呼吸をすることで体内に酸素を取り込み体の
    エネルギー源としています。呼吸には胸式呼吸・腹式呼吸・口呼吸・鼻呼吸があり、操体では、
    腹式呼吸を取り入れています。

   
腹式呼吸法

     @ ゆっくりと鼻から吸って、口から吐く。
     A 吸う時に下腹部が膨らむように、吐く時はお腹がへこむように
     B 吸う時に踵を床に少し押し付けながら、お尻に引き付ける。
     C 吐く時につま先を少し押し付けながら、ゆっくりと蹴り出す。
     D 吸う時に腰を入れてお腹で天井を押し上げるように
     E 吐く時に腰で床を押さえ付けるように
     F 吸う時にかるく顎を上げ、両肩を丹田に引き付けるように
     G 吐く時かかる顎を引き、頭のてっぺんで壁を押すように
     H 上記を繰り返す

      ★ 細かくやるとこのようになりますが、最初からこのようにするには、難しいと思う人が多いと
       思います。
        先ず、今日からでも寝る前に気持ちよい呼吸をすることから初めてください。なれてきたら、
       自然と吸う時、吐く時が長くなってくると思います。ゆっくり!気持ちよくが大切です。(*^_^*)

    
食(食べること)
  

     食べ物から栄養やエネルギーを得て、「いのち」を維持しています。食べることにより、
     体とこころのバランスが保たれます。現在では、ダイエットの言葉の元に食べ物に偏りが
     あり、インスタントフードばかりを食べる傾向が増えています。テレビに影響されずに風土
     や季節にあった食事を取ることが一番つです。美味しい食事をしましょう。

     

   
食べるための条件

     @ 食事をいただけることに感謝して食べる。
     A 時間や回数にとらわれず、空腹感を感じたら食べる。
     B 腹八分目までにして、ゆっくり食べる。
     C ドロドロになるまで、よく噛んで食べる。
     D 旬のものを食べる。
     E 自分の住んでいる地域で採れたものを食べる(身土不二)。

   
 動(動くこと)
   

      日常生活においていろいろな形でからだを動かしています。立つ、歩く、座るという動作や左右、
     上下、捻る、曲げるなど何気ない動きをする中で、心地よい動きをしているかしていないかによって
     自然とからだが歪んで行っています。気持ち良く動くという原始感覚が知らず知らずのうちに無理
     な動きをした結果として痛みを生じ健康を害しています。

   
自然の法則

     @ 重心安定の法則
     A 重心移動の法則
     B 連動の法則

  
 想(こころの持ち方)
   
    こころの状態によって、姿勢がよくても体は歪んできます。体は元気でも心の状態が常に不平不満
   を持ち続けていると何もできなくなってしまいます。動く行動さえもめんどくさくなり、動けなくなってき
   ます。その反対に常に楽しい、うれしい、ありがとうという感謝の気持ちを持っていると顔がほころび
   笑顔になってくると動くこと自体が苦にならなくなります。

    こころの持ち方

      @ イライラする時、体はどうなっているでしょう
      A ムカムカ、ドキドキする時、体はどうなっているでしょう
      B ワクワク、ルンルンしている時、体はどうなっているでしょう
      C シクシク、メソメソしている時、体はどうなっているでしょう
      D キラキラする時、体はどうなっているでしょう

     
 操体と体操の違い
 
操 体 法
体 操
 目 的
体のバランスを整える 体を鍛える
 呼 吸
腹式呼吸・胸式呼吸を使い分ける 胸式呼吸
 動作1
自分の気持ちよい動きを探す 決められた動き(フォーム)を
まもる
 動作2
気持ちよい方向へ、ゆっくり動く テンポよく、リズミカルに動く
 動作3
左右同じ動きをしない 左右同じだけ行う
 血 圧
低い人は上昇し、高い人は下降 上昇する
    自分自身の感覚を上手に使うコツ・・・それが『操体法』
     
     
「操体法」は病気の原因を取り除く方法ではありません。自分のバランスを改善し、病気の回復を
     促したり、病気の原因から遠ざかる為の知恵をまとめたものです。
      別の言い方をすると 「操体法」は健康回復の可能性を大きくしたり、健康に生きるためのコツを身
     につけるいのちの知恵であると言えます。
「一人操体」 その@
@
 例えば、膝を曲げて、ゆっくり左右に倒してみます。 まず、左側へ倒し、一度真ん中へ戻してから右側へ倒してみます。どちらが動きやすいか、気持ちよく動くかを確認します。(これを動診と言います)



A
  確認できたら、動かしやすい又は、気持ち良い方、不快を感じない方へ膝を倒して行きます。そのとき呼吸は、息を吐きながら、倒して見てください。
B
  気持ちよく倒せる所まできたら、息を再度吸って、ためて(止める)から、一気に吐いて、体全体をリラックスさせてください。
C
 そのあと、気持ちよく2〜3回ぐらい呼吸をします。
D
  A〜Cまでを1動作として、3〜5回ぐらい繰り返してみてください。
E
  その後、再動診を行います。もう一度、@を行ってください。
F
 変化は、ありましたか?たぶん、動きにくかった方が動きやすく、なっているはずです。
  今!パソコンに向かっている人!!気持ちよーく背伸びしましょう
  気持ちいいでしょう 
 気持ちいいことが操体なのです。 体のベースになる動きすべてです。
  難しく考えずにまず体を動かしてみて下さい。